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老犬用ドッグフード

老犬チワワの健康を守るドッグフードの基礎知識

投稿日:2018年10月5日 更新日:

小さな体に大きな瞳が愛らしいチワワ。
日本ではトイプードルに次いで二番目に登録数の多い大人気の犬種です。
体の小ささから脆弱なイメージを持たれがちですが、平均寿命が12歳~20歳と犬の中で最も長生きといえる犬種です。
そんな長寿のチワワも、もちろん年齢を重ねれば体調も食生活も変化します。

飼い主さんは、

「いつからドッグフードを変えればいいの?」
「どんな栄養に気をつければいいの?」
「食が細くなって食べてくれない…」

など様々な悩みが出てくることでしょう。

健康に長生きさせるために、どのように食生活を変えていけば良いのか、具体的な知識を持っておくと安心です。

今回は、老犬になったチワワの健康をサポートするドッグフードについてご紹介します。

チワワにおすすめのドッグフード3選はこちら

 

チワワはいつから老犬?老犬用ドッグフードに切り替えるタイミング

一般的に、超小型犬のチワワは8歳前後から老化が始まると言われています。
しかし、犬の老化が始まるタイミングには個体差があります。

実は老犬用のドッグフードに切り替えるタイミングを誤ると、かえって老化を早めてしまう危険があるのです!

通常のドッグフードと老犬用ドッグフードの違いは、カロリーや脂肪分などが控えめに作られていることです。
高齢になると運動量が減り、消化器官などの内臓機能も低下します。
そのため老犬用ドッグフードは「低カロリー」「低たんぱく」「低脂肪」のものが多いのです。

まだまだ元気な子に老犬向けのドッグフードを与えると、必要としている栄養を十分に摂れず健康を害してしまう可能性があるのです。

「8歳になったからドッグフードを変えたら、痩せて何だか元気がなくなってしまった」
というケースがあるのはこのためです。
愛犬のためにドッグフードを切り替えたのに、逆に元気を失ってしまっては大変ですね。

老犬用のドッグフードに切り替えるタイミングは、

ちょっと食が細くなった…?
寝ている時間が増えた…?
何だか太ってきた…?

など、何らかの体の変化を感じ始めた時がベストといえます。

老犬向けフードはそれぞれのライフステージに応じて、必要な栄養を摂れるよう工夫されています。
年齢よりも愛犬の体の健康状態に合ったものを選ぶことが大切です。

飼い主さんだけでは判断しづらい場合は、獣医師さんにアドバイスを求めてみて下さいね。

 

チワワの老犬用ドッグフード選びで注目したいポイント

・高たんぱく低カロリーであること

健康維持に欠かせないたんぱく質は、代謝機能が低下した高齢犬には特に大切です。

しかし老犬向けドッグフードの中には、低たんぱくのものも売られています。
これは主に、腎臓に何らかの疾患を持つ子に適したフードです。

血液や骨、筋肉の維持にたんぱく質は必ず必要なので、大切なのはたんぱく質の量よりも質であると考えて下さい。

カロリーは低めのものを選ぶのが基本です。
室内飼いのチワワは運動量が少なく肥満になりやすいと言われていますが、若い頃は活発なので実際は太りにくい子が多いです。
しかし加齢で運動量が減ると、もちろん基礎代謝が低下し、太りやすくなります。
チワワは体が小さい分、少しの量の違いで体に変化が見られます。

高たんぱくで低カロリーなドッグフードを与えることで、筋肉量を維持しながら肥満を予防しましょう。

・魚が含まれている

イワシやサバなどの脂が乗った青魚には、DHAやEPAが豊富に含まれています。

人間のアンチエイジングでも注目されるDHAやEPAは、犬の老化防止にも効果的です。
被毛を元気にしたり、血液をサラサラにして血管年齢を若く保ってくれるなど、嬉しい働きをしてくれるのです。
心臓の健康維持に必要な栄養素も含まれています。

栄養たっぷりな魚が原材料に含まれていることは望ましいですね。

・グレインフリーで消化をスムーズに

「グレインフリーってよく聞くけど、何がいいの?」
と疑問に思っている人も多いと思います。

グレインフリーとは、穀物(米や小麦・トウモロコシ)が一切含まれていないという意味です。
犬は元々肉食動物なので、肉を消化しやすい体質をしています。

牛などの草食動物は、人間の5倍の長さの腸を持っています。
そのため繊維が豊富な穀類も、時間をかけて消化することができるのです。

それに対し肉食動物の犬の腸は短く、穀類の消化には向きません。
超小型犬のチワワは特に腸が短く、高齢で消化機能が低下した子には負担が大きいのです。

穀物入りのドッグフードは安価で売られていますが、決して犬の体に良いものではないので避けましょう。

・食べやすさ

チワワはマズル(鼻口部)が短いので、大きな粒のフードを嫌がる傾向があります。
顎の力も弱いため固い粒のフードも好まない子が多いです。

高齢になれば尚更、筋肉の低下で噛む力が衰えます。

食べやすさを配慮された、小粒で柔らかいフードを選んであげましょう。
水分量の多いウェットタイプのフードがおすすめですが、ドライタイプを与えたい場合はお湯でふやかすなどの工夫をしてあげましょう。

 

チワワがドッグフードを食べない時は?

高齢になると食欲が減るだけでなく、好き嫌いも激しくなる子が多いようです。
加齢で味覚や嗅覚が変化することが原因と考えられます。

チワワは食欲旺盛で食べ物への執着が強い犬なので、今まで積極的に食べていたものを食べなくなると不安になりますね。

栄養失調にならないよう、数種類のドッグフードを周期的に切り替えながら与えてみましょう。
愛犬の新たなお気に入りが見つかるかもしれません。

ただチワワは変化を嫌う性格の子も多いので、今までのドッグフードに少しずつ混ぜながら慣れさせていきましょう。
少しずつ与えることで、愛犬の今の適量を観察することもできます。

嗅覚の低下によって食欲が衰えている可能性もあるので、温めて香りを出すことで食欲を促すのも良いでしょう。

食べることの楽しさを思い出して、食いつきがよくなるかもしれません。

 

チワワにおすすめのドッグフード3選

ここで、チワワの飼い主さんたちに選ばれている人気のドッグフードTOP3を見ていきましょう。
多くのドッグフードの中から特に人気が高く、口コミが多いものを選びました。 

 

1位 オリジン シニア

・たんぱく質38%  ・脂質15%  ・カロリー363kcal(100gあたり)
・価格/容量 ¥1404/340g 

オリジンは生物学的観点に基づき、犬や猫にとって最適な食事を追求したバイオロジックフード。
チワワの飼い主さんにも人気です。
製造元のチャンピオンペットフーズ社は、四半世紀以上に渡り数々の賞を受賞してきたアメリカのペットフードメーカーです。
原材料の調達から製造・販売まで自社で行う徹底した品質管理は信頼できるポイントだと思います。 

オリジン シニアの特徴は何といってもたんぱく質が群を抜いて高いこと。
ただ量が多いだけでなく品質にこだわり、アミノ酸バランスに優れた肉・魚・全卵などの動物性たんぱく質を使用しています。
運動量が減った老犬には嬉しいポイントですが、その分太りやすいという声もあります。
愛犬の体調を見ながら、給餌量や運動の配分を調整するといいですね。

オリジン シニアの評価を見ていくと、食いつきの良さが好評です。
「匂いを感じると寝ていても起きてくるほど気に入っている」
「高齢で食欲が落ちていたけど、オリジンに変えてからは若い頃の様にガツガツ食べるようになった」
など、プラスのレビューが目立ちます。
個体差はあるでしょうがそんなに喜んで食べてくれたら嬉しいですね。

涙やけや抜け毛の改善にも効果的だったという方も。
世界的に高い評価を得ているだけあって、全体的な評価はとても高く満足のいくドッグフードと思われます。
ただクオリティの高さから少々お値段が高く、続けるのが大変という意見も。
コストの事を考え、他のドッグフードと混ぜながら与えているという飼い主さんもいるようです。

オリジンの公式ホームページはこちら
(オリジンシニア ドッグフードの購入はリンク先のページにある「OriginJAPANオフィシャルショップ」ボタンを押したドッグフードコーナーに【オリジン シニア】があります)

2位 ロイヤルカナン

・たんぱく質24.0%以上 ・脂質14.0% ・カロリー396kcal(100gあたり)
・価格/容量 ¥1782/800g
※チワワ 中・高齢犬用の成分表示

1968年の創業以来変わらず、犬や猫のウェルビーイング(健康的で幸せな生活)をコンセプトに掲げるフランスのペットフードメーカーです。
世界90ヵ国以上に販売を展開し、不動の人気を誇る有名ブランドですね。
獣医さんに勧められたことがあるという方もいるのではないでしょうか。
薬の代わりにフードを用いるという考えのもと、犬に本来備わっている健康を引き出すドッグフードを開発しています。
健康的な犬が毎日の食事として摂取する総合栄養食、病気になった際にそれぞれの病気の症状に合わせたケアをするための食事療法食があります。
それぞれの犬種に最適な粒の大きさや症状に必要な栄養バランスを考えられているので、愛犬に合ったドッグフードを選ぶことができます。
さらに、栄養学のスペシャリストにオンライン上で相談することができるという良心的なサービスがあります。

チワワ用の中・高齢犬用のドッグフードは、複数の抗酸化成分を独自のバランスで配合し腎臓の健康維持に配慮されています。
タウリンやEPA・DHAなど、中・高齢期のチワワの心臓の健康維持に必要な栄養素も配合しています。

ウェットタイプとドライタイプがあるので、愛犬の好みに合わせて選んであげて下さい。
何らかの疾患を持つ子には食事療法食を試してみるのをおすすめします。
それぞれの病気の症状や体質の改善に期待できます。 

ロイヤルカナンを楽天市場でみる

 

3位 モグワン

・たんぱく質28.0% ・脂質12.0% ・カロリー344kcal
・価格/容量 2376円/1kg  ・グレインフリー ・ノンオイルコーティング

手作り食のような美味しさを追求した、食いつきの良さが人気のプレミアムドッグフード。
ドッグフードの人気ランキングで頻繁に登場するモグワンですが、チワワの飼い主さんからも人気が高いようです。

良質なヒューマングレードの肉・魚・野菜を使用し、動物性たんぱく質の割合は50%以上と高たんぱくです。
イギリス産のチキン生肉と、良質なサーモンの産地として知られるスコットランド産のサーモンがたっぷりブレンドされ、美味しさにもこだわりを感じさせます。
他にもポリフェノール豊富なりんごやビタミン・ミネラルをたっぷり含む海藻など、栄養価の高い食材が使われています。

粒が小さくてチワワにも食べやすいというのも人気の理由のひとつでした。
早食いの癖がある子にも嬉しいポイントですね。
また、体の小さなチワワに影響が出やすい穀類も含まれていないので安心して与えることができます。
チワワの悩みに多い涙やけの改善にも良いという意見も見られます。

気になる食いつきの良さに関しては、実際は賛否あるようで全く食べなかったという方もちらほら見受けられます。
合う合わないがはっきり分かれるドッグフードかもしれませんね。
モグワンは栄養価が高い割には、比較的お求めやすい価格なので試してみる価値ありです。

モグワンの公式ホームページはこちら

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は老犬チワワの健康を守るドッグフードについてご紹介しました。

デリケートで甘えん坊なチワワは、飼い主さんの愛情をいつも求めている健気で愛くるしい存在。
一日も長く、元気で長生きしてほしいのは全ての飼い主さんの願いでしょう。

食は生きる基本であり、楽しさも教えてくれるもの。
愛情を持って健康管理をし、長生きさせてあげましょう。

ぜひ参考にしてみて下さいね。

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栄養たっぷりで美味しい!老犬におすすめの人気ドッグフード10選

 

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