筋力が低下し、歩きづらくなった老犬の散歩は大変ですよね。
加齢による意欲減退で、散歩に行きたがらなくなる子もいるでしょう。
しかし散歩には運動機能を維持したり、楽しみを与えて精神面を安定させる効果があるので、高齢になってもなるべく続けたいものです。
今回は足腰の弱った愛犬を気持ちよく散歩に連れていく方法をご紹介します。
ペットの歩行補助用ハーネス
歩行補助用ハーネスは、老犬の介護に大変役立ちます。
足を引きずって歩いていた子も負担が減り、歩きやすくなります。
ハーネスには持ち手が付いており、飼い主が持ち手を持ってあげることで愛犬の歩行をサポートします。
胴体全体を覆うものや、前足・後ろ足など部分的にサポートするものなど様々なタイプがあります。
犬種やサポートしたい部位によって最適な形状は変わってくるので、愛犬に合うものを選んであげましょう。
最近は見た目が可愛いデザインのハーネスも沢山ありますが、使いやすさを重視して選ぶようにしましょう。
ハーネスの着用で足腰が安定し、歩きやすくなることで、また散歩の楽しみを感じられるようになるでしょう。
ペット用の抱っこ紐
小型~中型犬の散歩にはペット用の抱っこ紐もおすすめです。
散歩や通院時もさっと着用できて大変便利です。
こちらもリュックタイプやスリングタイプ、ショルダーバッグタイプなどの種類があります。
抱っこ紐は飼い主と密着しているので、愛犬にとって安心感があります。
コンパクトで持ち運びに便利というメリットもあります。
行きは歩いて帰りは疲れて歩かない子にも良いでしょう。
愛犬との行動範囲を広めることができる抱っこ紐は飼い主にとっても嬉しいアイテムです。
ペットの介護用カート
大型犬の散歩にはペット用の介護カートがおすすめです。
乗り降りが楽なように設計されたもの、折り畳めるものなど、メーカーによって様々な種類があります。
お値段は少し高めですが、安全性の高いしっかりしたつくりのものを選びましょう。
荷物を運ぶカートで代用される方がいますが、動物を乗せることを考慮されていないものは危険です。
思わぬ事故につながりますので避けましょう。
初めは慣れないカートの感覚に戸惑うかもしれませんが、何度か使用するうちにほとんどの子がリラックスして乗れるようになります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「老犬の散歩をサポートする3つの方法」をご紹介しました。
年齢とともに足腰が衰え、思うように動けなくなったからこそ、陽の光を浴びることが大切です。
新鮮な空気を吸い、人や自然と触れ合うことは、脳に良い刺激を与えて気持ちを明るくします。
心身の若さを保つために、無理のないペースで散歩に連れ出してあげましょ。
ぜひ参考にしてみて下さいね。